外部記憶

他人に取って価値がないが、自分が忘れることに忍びないため残したい記憶・記録を記す外部記憶装置

HGモビルジン作成記録

HG 1/144 R06 モビルジン|バンダイ ホビーサイト

2022/07/07

パーツ切り離しのみ。 パーツ数が少なくて楽。あとで調べてみるとリニューアルキットで古いパーツも多いらしい。マニュアルが古めなのも納得。

2022/07/08

ゲート跡処理

2022/07/09

やることやらないこと決め

  • やること
    • 合わせ目消し
    • メタリック塗装
    • マスキング塗り分け (ただし、足裏やミサイルポッドなどはサボる)
    • デカール貼り
    • 調色
    • トップコート
  • やらないこと
    • スジ彫り
    • 墨入れ
    • 独自配色
    • 表面処理(#400までにする)
    • エナメルポイント塗装
    • シール
    • グラデーション塗装

着色計画

などを参考に。

ワンポイントの黒塗装(エナメル)はやっても良さそうだなあ。

調色検討

基本の塗り分け

元の色 使う色
頭部等 GXホワイトシルバー
上腕等 GXホワイトシルバー + GXメタルイエローグリーン少量
関節等 黒鉄色 + GXホワイトシルバー
本体等 GXホワイトシルバー + GXメタルブラック + GXメタルグリーン
レッド部 GXメタルレッド
オレンジ部 GXメタルレッド + GXメタルイエロー
武器等 GXホワイトシルバー + GXメタルブラック

プラスアルファの色

場所 使う色
刀身 スーパークロームシルバー2
蛍光ピンク+GXクールホワイト(下地)

トップコードはガイアノーツEX-3を使う。

彩色依存関係

  • 関節等 → 白(下地) (モノアイのところ)
  • 白(下地) → 蛍光ピンク (モノアイのところ)
  • レッド部 → 関節等 (肩のところ)
  • 関節等 → 本体等 (肩のところ)
  • レッド部 → 本体等 (バーニアや武器ワンポイント)
  • 関節等 → 本体等 (剣)
  • 刀身 → 本体等 (剣)
  • 武器等 → 関節等 (ミサイルポッド。通常と逆順だがこっちのほうがマスキング楽そうなので)
  • 本体等 → 武器等 (ライフル弾倉)
  • 関節等 → 武器等 (ライフルの下部)
  • 本体等 → 武器等 (武器アンカー)
  • 関節等 → 本体等 (前垂れエアダクト)

彩色順序

順序制約があるもの:

  1. 関節等より先なら順序制約なし
    • 刀身 ( > 関節等)
    • レッド部 (> 関節等)
  2. 関節等 (> 武器等, > 本体等)
  3. 本体等 (> 武器等, > 関節等)
  4. 武器等 (> 関節等)
  5. 関節等 (ミサイルポッドのみのため)
  6. 関節等より後
    • 白(下地) (< 関節等)
    • 蛍光ピンク (> 白(下地))

順序制約がないもの:

  • 上腕等 (無制約)
  • 頭部等 (無制約)
  • オレンジ部 (無制約)

2022/08/28

塗装。塗装箇所を忘れて詳細詰められないとわかったので、途中で塗装を断念した。

1時間前に祖父が他界した

80歳を超えた大往生だった。

母親いわく典型的な昭和の頑固オヤジだったらしいが孫の僕には常に優しい祖父だった。 ひ孫をその手に抱かせてやれなかったのが心苦しい。 戦争の記憶を持つ最後の世代だった。 苦労したという話はほとんど直接聞くことはなく、戦争の話も1度以外は聞いたことがなかった。母から間接的に聞いたことは、祖父が漬物の匂いまで嫌うようになった理由は戦争時代が関係するらしい。

祖父からたった一度だけ聞いた戦争の話は、戦後朝鮮半島出身の親友が故郷の北朝鮮へ帰ってしまったこと、それ以来一切連絡が取れなくなってしまったこと。

僕の中では厳格だが優しい祖父だった一方、娘の母からはドリフターズのとても下品なショウにゲラゲラ笑う、そういう一面もあったらしい。

普通の祖父だった。僕は幸せな孫だった。

REDLINE 感想

amazon musicでやたらとおすすめされることをきっかけに視聴。

主演声優が木村拓哉ということでだいぶ見る気をそがれたが、結構良かった。 キャラデザは格好いいし強い勢いと確かなアニメーションで見られる娯楽になっている。 あらを突けばきりがないがエンターテイメントとしての質は高い。

音楽の質が抜群に良いことには言及したい。

祖父が危篤状態になった

父方の祖父は数年前に亡くなっており、今回危篤状態になったのは母方の祖父だった。

母方の実家は商店をしており、僕が中学校に上がる頃にはすでに商売をやめていたが、家の一部が商品棚であったり広いスペースがあったりで子供の頃行くと非常にワクワクしていたのを覚えている。

祖父はいかにも昭和の親父といった人であったらしく、厳格な印象を僕も持っていたが孫の僕たちには非常に甘く、怒っていたところをみたことがなかった。 自分の母も割とたくましい人なのだけど、その父親であったことが納得できるような広い肩幅とマッシブな体つきだった印象がある。 それでも年2回家族で会いに行く程度ではそれほど話たりすることもなく、自分が祖父についてその生い立ち含めて知っていることはほとんどない。最後に会いに行ったとき、みんなで食卓を囲んだときにふと親友が故郷を支えてくると言って今の北朝鮮へ帰郷してしまい、そのまま音信不通になってしまったとこぼしたことぐらいだった。あとは商売をやっていたためか経済に強く関心があったりシビアな経済感覚を持っていたことぐらいで、新しい自宅を経てて古い自宅を人へ貸したときに賃料を安くしすぎたとこぼしていたことを覚えている。

個人的に印象深いのは祖父の作業机だ。その自宅の店側サイドより少し引っ込んだところの階段下へ祖父は作業机を設置していた。 そこにねじ回しやかんななど大工工具をたくさん備えており、ノギスやそれらを使ってものをよく作ったりしていたらしい。 僕にはそこが秘密の作業部屋に思えてとても好きだった。 親族の中でエンジニアは一人もいなかったので、最も自分と近い性質を持っていたのはもしかしたら祖父だったのかもしれない。

救急車で運ばれたと聞いて慌てて帰った実家で4,5年ぶりぐらいにあった祖父はびっくりするぐらい小さくなっていたように見えた。 ICUではないものの一人部屋の病室で鼻と心臓へチューブを繋がれており、まさに明日どうなるかわからないといった容貌だった。 最初本人だとわからなかったぐらいだ。 もうこのまま起きないのではないかと思えた。 ショックだった。 肩幅など僕の記憶していた半分ほどになってしまっており、体は枯れ木のようだった。 あの力強い手と肩、頑固そうな顔をした祖父はもうどこにもいないようだった。

あとから到着した母が直系親族らしい大きな声で乱暴に起こすとその瞬間元の祖父らしい矍鑠とした声が戻った。 相変わらず頑固そうで、でも僕たち孫には優しい自分の祖父がそこにいた。 もう何度もこういった場面を迎えていたであろう家族の中で僕だけが泣いていた。 母親がそこで取り出したのは祖父が僕にくれる時計で、そこには半年前の日付が書かれた付箋がついていた。 祖父はもはや記憶が混濁しており、今ここが正確にどこでなぜここにいるのかがわからないようだった。 そんなかでも僕たち孫のことはきちんとわかっていた。本当に、もっと早く来ればよかった。 その後僕たち兄弟はすぐ家へ帰ったが、母はそこから数時間祖父の世話をしていたようだった。 60歳を過ぎて未だ仕事をしながら祖父の世話をずっと続ける、母は本当に強いひとだった。

翌日、もう一度家族全員で会いに行った。 祖父は記憶が混濁しており、やはりここがどこかはわかっていないようだった。 母親はそれでも力強く、みんな集まっていることを伝え、みんなで写真を取る。 みんなでいたのは5分程度の時間で、しきりに祖父はさあ行こうとどこかへ向かおうとしていた。 祖父の魂はもうここではなく、故郷の和歌山にあるようだった。

家族の中で、涙ぐんでいたのは僕だけだった。 東京に戻る電車の中で涙が抑えられなくなり必死に嗚咽をこらえて静かに泣いた。 たぶん母にも何度も涙した夜があったのだろう。他の家族は、もはや出る涙も枯れてただ静かに行く末を見守っているようだった。 母は以前従い親が先に行くことは悲しいことではない、それが自然の摂理だと言っていた。 全然そんなことはなかった。新幹線へ揺られて帰ってきた今も嗚咽が止まらない。 これが、親族が、今まさに死のうとしているということか。 自分の血につながる家族が死ぬということか。 母も、たぶん自分へ言い聞かすように、僕たちへ心配をかけさせないためにそういっていただけなのだろう。

残り短い祖父の時間の中で、僕ができる最大のことはなんだろうか。

病室を退室するとき、思わず握った祖父の手は驚くぐらい力強く、とても今日明日がわからない人間の手とは思えなかった。 声も、表情も、その目も昔の祖父を思い起こさせたが、何よりその手だけは本当に昔の祖父の手のようだった。

アメリカのゴジラ映画感想

渡辺謙が出てるやつ。

日本のフィクションでアメリカが悪者にされてるの嫌いなんだがこれも微妙にそんな感じで若干嫌。

後半海兵隊が従来の自衛隊の代わりにどんぱちし始めるのは良いようなそうでもないような。